沈建仁教授グループらの論文が、トムソン・ロイター社による化学分野被引用数トップ10に選出されました
2014年01月23日
論文引用データベースWeb of Scienceを発行しているトムソン・ロイター社は、自社のデータに基づき科学の分野ごとに重要な論文を選出し、Science Watchで発表しています。その中で、直近2年間に発表された論文のうち、二か月ごとの被引用数が多いトップ10の論文を分野ごと(物理、化学、生物学など)に発表しています。
そのうち、沈 建仁教授グループと大阪市立大学の神谷 信夫教授グループが2011年に共同で発表した、光化学系IIタンパク質の構造を解明した論文(Nature 473, 55-60, 2011)は、複数回化学分野のトップ10に選出されました(例えば、2012年1ー2月、被引用数98回、第3位;2013年3-4月、被引用数38回、第5位)。また、2012年3ー4月の化学分野トップ10を紹介した記事では、上記論文の内容を詳しく紹介しています( http://sciencewatch.com/articles/chemistry-top-ten-secret-site-where-water-gives-its-oxygen )。
なお、上記論文は発表から2年余りの間で、合計560回を超える引用を受けました。