担当者 | 浦川 啓 准教授(地球科学科) |
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日時・期間 | 平成26年12月3日(水)14:30 〜 17:45 |
場所 | 理学部本館1F地球科学実験室(A143) |
圧力は温度と同様に物質の状態を決める基本的な熱力学パラメーターの一つである。本実習では水(H2O)を室温で加圧して,重くて熱い氷(Y相)への相変化を観察し,圧力が物質の状態変化に及ぼす影響を理解する。
H2Oの圧力誘起の相変化の観察を,高圧装置SEEDを用いて行った。H2Oの高圧下の相平衡関係と氷の構造に関する説明を行った後,実験を行った。純水を室温で加圧して,約1GPaで固化し氷のVI相(高圧相)ができる様子を観察した。また,氷のY相の結晶成長について実験を通して学習した。